TUBASA ~つばさ~
思いもよらない正宗さんの言葉に面食らった。


「本心を言ってくれ」


重く低い声が教室にこだます。



蘇る記憶。



「愛.....しているかも....しれません」



ううん、私は首を振った。



「愛して......いけると思います」



正宗さんの表情は険しい。












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