TUBASA ~つばさ~
「ルナ、お疲れ」


振り向くと斗馬だ。


見つめあい笑う。



「じゃあ、各自気に入ったページに付箋をはって最後の人がルナに渡す。これでいい」


実行委員の声。



「賛成ー!」


女子たちが答える。



「大変だな」


「イラストは好きだから。それに、イラストからパターンを起こす手芸部のほうがもっと大変だし」


「そっか」





「ちょっと、ここ熱くなーい」


「まじ、アツいよー」


「お二人さん、堂々とやってくれるねー」



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