TUBASA ~つばさ~
「最初は光からかもしれないけど、嫌ならどうして断らない」


「それはそうですけど......お茶に誘われたから」



「もう、光の家には来ないでくれ」


正宗さんの言葉は懇願でなはく、断言だった。


「....は...い」



正宗さんのオーラが怖くて理由を聞く勇気がなかった。



「私、彼氏いますから」



無言で正宗さんは立ち去った。



今の言い方だと、私が悪者?


この頃ついてない。

いっつも私が悪者。



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