レンタル彼氏
授業中ナナが書くノートをチラチラ見る。




ナナの字キレイ…




ってか、さっきから気になってんだけどナナが不機嫌。





なんでだ??




「ナナ」

『……』



聞こえてねぇのかな。



「ナナってば」

『……』



コイツ無視してやがる!!



「返事しねぇとチュウすんぞ」

『勝手にすれば』

「じゃあ勝手にさせてもらう」








ちゅっ










本日②回目のキス。
















『マジでするとかありえない!!』








だって勝手にすればって言ったし…








「何怒ってんの??」

『怒ってない』

「怒ってんじゃん!!」

『怒ってないから。ってか机くっつけないで』










ナナそれはさすがにヒドいよ…
















休み時間になり、ナナがいなくなったから探しに言った。








俺というものがありながら…






あ、いたいた!!












ちょっと遠くから、ナナ達の話を聞く。




「ナナ!!」

『桃ぉ~…』

「ナナよかったじゃん!!永遠君と付き合ってんでしょ??」
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