レンタル彼氏
黙ってねぇでなんか言えよ…。





するとまた、





ドンッ





「いって…」

「あ、ごめん」

「おぃ。桃っ!!」

「稔っ!!」



おぃおぃ…。今度は彼氏かよ…。






「稔。話あるから入って」

「おぉ。俺もちょうど話あったし」




ぅわぁっ…。マジ耐えられないあの空気…。





ってか、これ…
















三角関係…??







でも俺含むと
















四角関係…!?











俺はなにも出来ず、ただただナナ達の光景を教室の外から見ていた。






まるで野次馬のような女子みたいに。














「ねぇ、ナナの事家にいれたの??」

「関係ねぇし」

「なんで!?関係あるに決まってんじゃん!!」

「俺ら別れたんだから関係ねんだよ!!」

「別れ…??」









え…??アイツら別れたの…??










『私たちね、桃が永遠に付き合おっかって言ってたの聞こえちゃったんだ。』









マジで…??










「それはっ…!!」












桃!!今すぐホォローしろ!!
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