レンタル彼氏
新しい日々
~『新しい日々』~
①ヶ月後
「ナナ。」
『雅也ぁ~♪ハグッ!!』
「ぅおっ!!お前甘えた過ぎ(笑)」
『なんで~??いいじゃん♪』
「まぁそういう所が可愛いんだけどな」
『へへっ(笑)大好きだよ。雅也』
私は今雅也と付き合ってる。
①ヶ月前傷ついた私を助けてくれたのが雅也だった。
永遠の①ヶ月の期限なんてとっくに切れてる。今さらやり直す事なんか出来ない。
それに永遠には彼女がいるから私は永遠を諦めた。
「ナナぁ!!おはよぉ~♪」
『桃♪おはよぉ』
「アンタらラブラブだねぇ♪」
『まぁね~♪』
「雅也ー!!練習始めんぞ~」
「お~。ナナ、じゃあな。」
『…待って雅也』
「ん??」
『“じゃあな”って言わないで。』
「どしたナナ。」
『“じゃあな”って言葉永遠が②回も私に言ったからもぅ聞きたくないんだ。』
「そっか。ごめんな。っつか、もぅアイツの事なんか忘れろよ」
『ぅん』
「じゃあバイバイ??」
『バイバイ♪』
「最近ナナ感じ変わったよねぇ~」
『ん~??まぁね♪』
「あ!!そのグロス超可愛い♪」
『使ってもいいよぉ♪』