レンタル彼氏
私は雅也に合う彼女を目指した。



化粧なんか前までしなかったけど今は学校にメイクをして行ってる。


シンプルだった携帯も今はデコ電。


スカートの長さも前は太ももの③分の①ぐらいの長さだったのに今はお尻が見えるか見えないかぐらいの長さ。


髪の色だって黒から金パ。


はたから見れば私は
















不良のギャルに近いかもしれない。








後輩には道をあけられるし、周りの子も私を怖がってあんまり寄ってこないし。





「ってか、ナナってなんでそんなに変わったの??」

『…雅也を見ればわかるでしょ(笑)』

「……ぁあ~っ!!あの金髪君ね(笑)」

『ぅん(笑)ってか、桃だって茶髪じゃん!!』

「これはねぇ~♪稔とオソロだも~ん♪」

『ぁ~あ。聞くんじゃなかった。』

「何ぃ~!?」

『アハハハッ(笑)』




ガチャッ




「マジで~??じゃあ今日永遠一緒に帰ろうよ~??ぅん♪んじゃね~」




「は…??」

「え…??」

「アンタ永遠君とっ…」

『いやっ…!!何にもないよ!!ごめんね!!』

「……??」



パタンッ



「ちょっとナナ!!なんで教えてくんないのっ!?」
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