レンタル彼氏
「それって永遠を…買うって事…??」

『はぃ。何億かかってもいいんです。私は永遠とずっと一緒にいたいんです!!』

「永遠はどう思ってんの??」

「俺…」

















「俺ナナに買われる事にする♪」



ギュッ♪



永遠が私を優しく抱きしめた。



『とっ…!?』

「しょうがないなぁ~。じゃあ今回はタダで永遠をあげる♪その代わり、一生別れない事を誓えたらいいよ♪」





『ちょっと待って…!!いいの…!?永遠…』

「全然いい。」

『…いいんだ…』

「なんかダメ??」

『うぅん。展開早すぎて付いて行けない…』

「…。まぁ、アホなナナは置いといて」



アッ…アホなナナ…!?

誰がアホだっつうの!!



「修斗さん。本当にいいんですか??」

「永遠が約束出来るなら俺はいいよ」

「ありがとうございます。」

「ナナちゃんの事もぅ泣かすなよ」

「約束します。」



この時、この時間。

私は幸せを感じた。



私達はRK(通称:レンタル彼氏)で働いているみんなにあいさつをしに行った。



「みんな~。ちょっと集まれ~」

「なんすかぁ~??」

「どしたんすか??修斗さん。」
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