辛 恋
俺の理性は崩れ
俺は、心を抱いた。
心の身体は、俺にぴったりで
俺は、夢中で心を抱いた。
次の日
何も覚えてないのを良い事に、
今日、ホテルに来るように言った。
俺は、心を手放せなくなるだろう。
だが、
「スーツを買って返す。」
と、言う心に
「たまに、会って欲しい。」
と、言ってしまった。
心に、
「遊び相手か?」
と、言われて
ハッと、して
「嫌なら、良い」
と、言ったら
「会いたい時に連絡して下さい。」
と、言われて驚いた。
だが、これ以上
会ってはいけないと
考えていたら
調度、仕事で
海外に行く事になり
俺は、そのまま日本を発った。
そう・・・
俺は‥‥心に話してないが
結婚をしている。
愛情も何もない
相手だが
妻と名乗る
進藤 佳奈(しんどう かな)40才
俺の親父の愛人だった女で
父が死に際に
勝手に俺の籍に
佳奈を入れた。
佳奈の入れ知恵だろう。
俺の母親は、女ぐせの悪い父に
いつも、困らされていた。
離婚をお願いしても
聞き入れてもらえずに
親父が佳奈を愛人にしたときに
今までも心労もあり
心のバランスが崩れて
入院をした。
今も、施設にいる。