辛 恋

その声は、切なくて
私は、進藤さんの思うようにさせた。

今は、私の隣で
意識をなくしたように
寝ている、進藤さんの
頭を撫で·····

何か、苦しいの?
何が、辛いの?


その後
私は、シャワーを浴びて
進藤さんの頭にキスをして
ホテルをでて帰宅した。

知佳からLINEが着ていたから
『明日、話すね。』
と、返して
眠りに落ちた。


その日から······

毎日、進藤さんから、
『会いたい』
と、LINEがきた。

知佳には、
『進藤さんが落ち着くまで
一緒にいてあげたい。』
と、話した。



壬からは、
「お前、大丈夫なのか?
疲れた顔をしているぞ。」
と、言われて
「うん、ありがとう。
大丈夫だよ。」
と、答えた。
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