辛 恋

ルーク伯父様が
「あっ、心、先程話した
優秀な社員の進藤 大翔君だ。
大翔君、先日話した姪の
柳井 心だ。」
と、言うから

「伯父とジークが、
お世話になっています。」
と、話をあわせて言うと
「ああ、いや、こちらこそ。」
と、大翔は、言ったとき
「ママっ、だ~れ?」
と、遥。
「あっ、伯父様の会社の方よ。」
と、言うと
「やないはりゅかれす。」
と、遥は挨拶をしたら

大翔は、心の顔をみて
なにか、言いたそうにしていたが
心は、目を合わさない。

「おれは、進藤 大翔だ。
君は、遥と言うのか?」
「うん。」
「で、遥は、いくつだ?」
と、大翔が聞くと

遥は、心を見上げて
指を一本たてた。

遥は、その指を大翔に
みせると・・・
大翔は、ルークに
「ボス、すみません。
姪ごさんをお借りします。」
と。
伯父様が
「ああ。」
と、言うときには、
心は、大翔に引っ張られていた。

遥は、
「ママ?」
と、言うが、ルークに
「大丈夫だよ。」
と、言われたから
コクンと、頷いた。

そこに、
「あの伯父様?
今の方は、進藤さんでは?」
と、知佳が訊ねたら
壬は、何!!
と、言う顔をして
一彦もあわてていたが
一彦は、マリアナに
止められて

壬も、知佳に様子をみるように
言われていた。
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