辛 恋

進藤···side

ボスの姪が、心だと知らなかった。

それに、心に子供·····?
あいつは、俺ではないやつの
子供を······

心が去っていく後姿から
目を離すことが
出来なかった。

どのくらい
立ち尽くしていたのか・・・・




「大翔。」
と、呼ばれて振り向くて
ボスがいた。
「はい、・・・・」
返事をして、勝手な行動をした
ことを詫びようと思っていたから

「さあ、家族を紹介しよう。
こちらに来なさい。」
と、言われた。

「ボス!」
「いいから、ついてきなさい。」
と・・・・


ジークの元には
華やかな人達がいた。

そこには、知っている顔が・・

心と知佳ちゃんだ。

心は、子供をみていて
知佳ちゃんは、睨むような
悲しいような顔をしていた。

「はぁっ………」

すると、ボスであるルーク氏が
「私の下で、働いてくれている
進藤だ。」


「みんな、一度
席に座ってくれないか。」


ルーク氏に言われて
みんな席についた。
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