アルダ姫の大冒険
「なんでこんなにモンスターが出てきているんだろう…。」

呟くような小声だったが、アヤは聞き逃がさなかった。

「魔神よ。」

アヤの言葉にアルダもガイも驚きを隠せなかった。

「魔神…?」

「そう、魔神。その昔世界を征服しようとしたが、封印されてその夢は絶たれた。
けど、バカな人間が封印を解いてしまったの。
魔神はいまはまだ完全な姿にはなっていないけど、
モンスターが動きだした。
夢魔だって魔神の護衛とされていたものよ。」

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