アルダ姫の大冒険

アルダが目を覚まし、
ベッドの近くにある時計に目をやると短針は８を長針は６をさしていた。
８時半だ。

アルダは窓のそばにより、カーテンを開けるとまぶしい光が部屋いっぱいに注ぎ込む。
どうやら朝のようだ。
アルダは目を細めながら昨日の記憶をたどった。

アルダはようやく昨日そのまま寝てしまっていたことを理解すると、もう一眠りしようとベッドに入り込んだ。

しかし、どうも外が騒がしくて眠れない。
何事かと思い部屋の外に出ると、城中の兵士たちが慌ただしく走っている。
こうゆう場面は自分が脱走でもしないかぎりない。
しかし、自分はいま部屋にいる。
アルダは不思議に思い、すぐそこを走っていた兵士に問いかけた。

「なんでこんなに騒がしいの？」