アルダ姫の大冒険
いきなり呼び止められた兵士は驚いたが、
呼び止めたのがアルダだとわかると、
すぐに話しだした。

「それが、町にモンスターが入ってきたのです。」

それは予想もしなかった答えが返ってきた。

「モンスター?」

「はい、そうです。」

「いったいどれくらい?」

「数は10ほどしかいないのですが、かなり強くてなかなか太刀打ちできないのです。」

「ふ~ん。わかったありがとう。」

アルダがそういうと兵士はお辞儀をして走り去って行った。

「モンスターねぇ。」

アルダは唇の端を少しあげた。


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