アルダ姫の大冒険
その瞬間、
ライルの大きな爪をはやした手がアルダめがけて振り下ろされる。

アルダはすばやく右によけた。

直接あたらなかったが、
あまりの勢いに大風が吹いたのかと思うほどだった。
当たれば死。

そのことを悟ったのかアルダの額からは汗がたれる。

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