アルダ姫の大冒険
「終わったの?」

ふいにアルダの口から言葉が漏れる。

呆気なすぎた戦いだった。

ライルをかなり弱く感じていたのだった。
もちろん、ライルはそんなに簡単に倒せる相手ではない。

しかし、アルダたちが強すぎた。
一発で与えるダメージが半端なかったのだ。

もちろん、武器が強いのもあるが、
アルダたち自身が強かった。

あまりにも呆気ないライルの幕切れに、
腑に落ちないながらも3人は最初にライルといた男の人を探し始めた。

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