アルダ姫の大冒険
そして、男性は言葉を続けた。

「あの、私がマルーニアの殺人事件を起こしていたのです。」

それはまさかの発言だった。

正直、アルダたち自身、
ライルを倒すことに夢中でここにきた目的すら忘れていた。

しかし、この男の言葉で全てを思い出し、
そして、驚くことしかできなかった。

男はアルダたちの反応を当然のように受け止め、言葉を続けた。

「さきほどあなた方が倒したライルに脅されていたのです。」

男の言葉はまだ続く。

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