アルダ姫の大冒険
すると、アルダは小さな声を出し、
目を開いた。

「あれ、ここ…。あっ!」

アルダが勢いよく立ち上がる。

しかし、意識を乗っ取られていた時間の長さに叶わず、
少しよろける。

「あっぶねぇ。」

「ごめんごめん。」

アルダがへらっと笑いながら言う。

てゆうか手大丈夫?」

ガイが心配そうにアルダの顔を覗き込む。

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