アルダ姫の大冒険
アヤはお手上げ状態。
サルトもどうしようもない。

しかし、ガイはそうでもなかった。

「アールーダー・・・。」

アルダの横で手を組んで仁王立ちして、
いつもより低い声を出している。

「早く起きろっ!!着いた!!」

そういって無理矢理毛布をはぎとる。

「いーやーだー!」

「ああん?」

ガイがアルダをものすごい形相をして睨んでいる。

危険を悟ったアルダは毛布をパタパタとたたみ始めた

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