アルダ姫の大冒険
「なるほど…。ところで悪魔の祈りってなんだ?」

「無知ね…。」

「悪魔の祈りはですね、
悪魔が数百年に1度だけ人のために
祈りをささけたときにできる雫のことです。
悪魔の祈りは若き善良な人間が使えば
そのものの願いがかなえられるといいます。」

「なーる。」

「とにかく、悪魔の祈りを手に入れて、
善良な子供が高い場所からあの町全体にまけばいいわけ。」

そんな会話を交わしながら3人にある疑問が浮かんだ。

「でも、その『悪魔の祈り』どこにあるの?」

アヤの言葉にあたりは沈黙となった。

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