アルダ姫の大冒険
しかし、それはそれは間抜けな静止画だろう。
見るもの全てを悲しくさせそうなほどの間抜け顔の3人。
大口を開けて笑うアルダ。
とりあえずなんでもよかった。

「まぁいいわ。仕方ない。怪しいけどアーベンへ行くほかなさそうね。」

「アーベン?」

アルダはまるで頭にハテナマークをのせてるかのように首をかしげた。
アヤはキレンの図書館で出会った少女のことを話した。

「ほぉ…。ならいいじゃん!
とりあえずさ、そのもらった世界樹の朝露使ってよ。
私ずっと寝たまんま。」

「はいはい。」

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