アルダ姫の大冒険
「私より身長小さいし、
体もお子ちゃま体型のくせに何言ってんの?
だいたい、歳じゃなくて顔がおばさんなのよ。」

確かにミラルは歳のわりに体も身長も
アルダとは比べものにならないくらいだった。
本当に12歳かと疑うほどだ。

「でも、それでも言っていいことと悪いことがあるわよ!」

ミラルが何を言おうとめげずに抗議続けるアルダ。
そんなアルダを見て、
ミラルは鼻で笑い、
悔しかったら私に勝ってごらんと言って
再びガイにくっついた。

さすがにアルダも言葉がなかった。

「とゆうことでガイは私のもの。」

語尾にハートをつけそうな勢いで言うミラル。

「ちょっと待て!なんで俺がお前のものなんだよ!
だいたい、なんでいきなり呼び捨てなんだよ!」

「それが運命だからよ。」

「いったいなんの運命だって言うんだよ。」

ミラルの言葉にガイは勢いよく言葉を返していく。
ミラルはそれでも動じず、笑顔で答えて言った。
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