アルダ姫の大冒険
「そうだわ、あなた名は?知っているだろうけど、私はアルダ。」
「俺はガイ。ここの武器屋の息子だよ。」
「そう、ここが武器屋なのね。たくさん剣がおいてあるわね。」
アルダは不思議そうな目をして店内を見渡す。
「もしかして、こうゆうとこ来たことないの?」
「うん。全部用意される。自分でなんでもやりたいのに。」
アルダは再びイスに座り落ち込んだ表情を見せた。
「そっか。それでいやになってお城でてきたんだ。」
「うん。」
アルダは俯いたまま返事をした。
「なら、ここにおいでよ。ずっとってわけにはいかないけどさ、お城がいやになったとき逃げてきな。」
アルダはその瞬間目を輝かせた。
「本当に!本当にいいの?」
アルダは身を乗り出してガイに問います。
「うん。」
ガイはそれに笑顔で答えた。
アルダはその笑顔をより輝いた笑顔で答えたのです。