アルダ姫の大冒険

それなりのことを言ってくると思い心の準備をしていたガイも愕然とします。
世界を旅する。
ありえないほど無茶なことを言ってる。
いま、この世界には何故か急にモンスターが増えだしている。
いくら武術の達人でも限度がある。
それに、世界はかぎりなく広い。
しかし、アルダは一度言い出したら聞かない頑固もの。
きっと、アルダはネパラルを抜け出します。
しかし、どうせ戻ってくるだろうと思ったガイはうまくアルダをあしらいます。

「はいはい。どことなりともいっといで。」

「なにその言い方。私は本気よ。行くっていったらいくの！」

アルダはガッツポーズする。

「じゃあいってらっしゃい。」

ガイは呆れながらいいます。

「なに言ってんの？ガイも行くのよ。」