Death carried
エボラウイルス属は、当時のザイール、現在のコンゴ民主共和国のエボラ川近くで発見されたザイールエボラウイルスが初めての発見で、76年8月26日の44歳男性患者の症状で判明した。

初めはマラリアを疑われたが、その後粘膜等からの出血と多臓器不全という今日で出血熱と呼ばれる症状を発症し死亡した事から、未知の感染症を疑われた。

また、同年にはスーダンでも同じ症状の感染症が報告された。

今日ではこのウイルスはスーダンエボラウイルスという別種に分類されている。

エボラ出血熱、またはエボラウイルス病は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。

ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱と並ぶ、ウイルス性出血熱の1つ。

ヒトにも感染し、発症後致死率50パーセントから80パーセントとされる。

また、仮に救命できたとしても重篤な後遺症を残す事がある。

< 25 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop