Death carried
潜伏期間は通常7日程度。

WHO及びCDCの発表によると、潜伏期間中は感染力はなく、発病後に感染力が発現する。

発病は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、脱力感、食欲不振、喉の痛みなどから、嘔吐、下痢、腹痛、発疹、肝機能障害などを呈する。

進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血が見られ、死亡する。

致死率は非常に高い。

特に集団発生では致死率は90パーセントに達する事がある。

エボラ出血熱ウイルスに対するワクチン、並びにエボラ出血熱感染症に対して有効な医薬品などは確立されていない。

しかしエボラ出血熱に感染した後に回復した元患者には抗体があり、元患者の血液や血清の投与が唯一の有効な治療法とされている。

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