Death carried
スティーブ・ストーンコールド
アセラエクスプレスの車両の屋根。

バニングとジェイソンは、素顔を晒した731と相対する。

「知り合いか?ジェイソン」

「ああ、出来れば縁を切りたがったがね」

バニングの問いかけに、ジェイソンは苦々しく答えた。

「俺はお前なんぞ知らないがな。何処のどいつだ?」

嘲笑うように言う731に対し。

「第22SAS連隊A中隊に所属していた、といえば大体伝わるか?」

ジェイソンは731を睨み返した。

「SASに所属していた奴にとっちゃ、あんたは封印したい歴史…SASの恥晒しだ」

< 51 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop