Death carried
「船で言うなら操舵士ってとこか。舵取りを決める重要な役割を担う…いい人材を見つけたな。どうだバニング、10万ドルでウチに譲らないか」

交渉を持ちかけるゴースト。

「生憎と優秀な人材は幾らいても邪魔にはならなくてね」

バニングは、やんわりと断る。

事実そうだろう。

あれ程のオールマイティーな技能を持った人材は、そうはいない。

バニングのいい片腕となってくれる事だろう。

バニングももう若くない。

彼が傭兵稼業を引退した暁には、ジェイソンがこのDisposableを率いる事になるかもしれない。

< 64 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop