手のひらを太陽に
そういえば、今日は朝から虹恋がいない。
一緒に登校しているわけじゃないし
席替えをしてしまったから、席も近くない。
休み時間に虹恋が私の所に来ないから
それでやっと、虹恋がいない事に気付いた。
虹恋は遅れてくるだろうと考えているうちに
お昼休みのスタートを告げるチャイムがなった。
キーンコーンカーンコーン……
キーンコーンカーンコーン…………
ーーーーーー12:50ーーーーーー
いつも通り、とりあえず中庭に行こうかな?
お昼休みに、虹恋くるかもしれないし…
1人で黙々と昼食を摂り始めた。
半分位、食べ終わった時
『ん。』
頭上から聞こえる声
目の前に差し出されるココア
まるで見下すかのように、高い場所から私を見ている。
それは……
『太陽さん?!』
『やるっていってるんだから、受け取れよ。早く。』
『えっ、あっ!また貰っていいんですか??』
『要らないなら、俺が飲むから要らないならやらない。』
『いやいや!!いただきます!
ありがとうございます!!』
『変わってる奴。』
変わってるのは、太陽さんだと思うなぁ。
ということは、口には出さなかった。
話しかけられたことが嬉しかった。
安心するような、心地よいい声色で
話し方も聞き惚れるような滑らかな話し方で…
一気に心惹かれているのが、恋愛ベタな私でもわかった。
整った横顔。
見とれてしまう。
まじまじと、見入ってしまう。
綺麗な顔立ち……
一緒に登校しているわけじゃないし
席替えをしてしまったから、席も近くない。
休み時間に虹恋が私の所に来ないから
それでやっと、虹恋がいない事に気付いた。
虹恋は遅れてくるだろうと考えているうちに
お昼休みのスタートを告げるチャイムがなった。
キーンコーンカーンコーン……
キーンコーンカーンコーン…………
ーーーーーー12:50ーーーーーー
いつも通り、とりあえず中庭に行こうかな?
お昼休みに、虹恋くるかもしれないし…
1人で黙々と昼食を摂り始めた。
半分位、食べ終わった時
『ん。』
頭上から聞こえる声
目の前に差し出されるココア
まるで見下すかのように、高い場所から私を見ている。
それは……
『太陽さん?!』
『やるっていってるんだから、受け取れよ。早く。』
『えっ、あっ!また貰っていいんですか??』
『要らないなら、俺が飲むから要らないならやらない。』
『いやいや!!いただきます!
ありがとうございます!!』
『変わってる奴。』
変わってるのは、太陽さんだと思うなぁ。
ということは、口には出さなかった。
話しかけられたことが嬉しかった。
安心するような、心地よいい声色で
話し方も聞き惚れるような滑らかな話し方で…
一気に心惹かれているのが、恋愛ベタな私でもわかった。
整った横顔。
見とれてしまう。
まじまじと、見入ってしまう。
綺麗な顔立ち……