星に願いを
白虎の奴らは芹明が姫蝶だって気づいてない。
気づかれない方が好都合だけど。
亜弓「以上だ。みんな、教室に戻れ!」
長かった。ってか、適当すぎんだろ。
琥珀「お前ら話きかなさすぎだろ。」
友夕「めんどくさいじゃん?亜弓さんだし許してくれるだろうし。」
普通なら夫婦が同じ学校で働くって無理なんだろうけど…ここは不良校。
普通が普通じゃない。
将馬「とりあえず教室戻るか?芹明も戻ってんじゃねーのか?」
友夕「そうだね。」
風月「なんで、俺の事を副総長だって芹明さんはわかったんだ?」
友夕「芹明はミステリアスな子だから。私たちにもわからない。」
夕飛「芹明さんはどこの人間だ?蝶蘭か?」
友夕「それは、私たちも知らない。」
知ってる。
でも言ったところで芹明は救われない。
なら、言わない方がいい。