星に願いを

連「それは、申し訳ないんで、我慢します。」

弓矢「なら、動くなよ。」

連「あっーーー!!!いってー」

泣いてんのかよ…。

遥の時もそうだったな。
珠明はその時、遥の泣き顔を見て好きになったんだよな。

弓矢「叫んだわりには我慢したな。」

連「まぁ…」

弓矢「芹明に殺られて、これで済んだだけまだよかったな。」

芹明「ちょっと我慢しろ。」

連「えっ?」

連にまたがる。
マッサージを始める。

弓矢「相変わらず上手だな。」

連「脇腹弱いんだよ。」

弱点発見。

良いように利用させてもらおう。

芹明「くすぐらねーからおとなしくしとけ。」

弓矢「芹明に毎日マッサージしてもらえ、そうすれば直ぐによくなる。」

私がこんな風にしちゃったからな。

< 216 / 333 >

この作品をシェア

pagetop