星に願いを

連「芹明は?良いお母さんになれるんじゃねーか?」

芹明「そんなわけないだろ。こんなんだし。」

こんなんだしって…

連「親になれば変わるんじゃね?」

芹明「そうかもな。魔王を含めてみんな変わったしな。」

スゲーよな。
繋がりが。

ってか、今日も抱きしめないとダメなのか?

抱きしめるとしたら今しかねーよな?

芹明「急に後ろから抱きしめるな。びっくりする。」

これで、びっくりしてるのか?

連「普通、抱きしめる時に聞くか?」

芹明「知らん。私に恋愛のことを聞くな。」

それもそーだよな。

連「でも、抵抗しなくなったな。」

芹明「抵抗も何も抱きしめるのお前しかいないからな。」

連「だろうな。」

芹明「私の親も何を考えたのか変なこと思いつくよな。」

それは同意だな。

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