星に願いを
珠明「ってことは、芹明…どこの族かわかったの?」
秋生と摩耶の仇を取ろうとしてるやつなんて数少ないからな。
芹明「あぁ。だが、これは私の問題だ。私が殺した摩耶と私が刑務所に放り込んだ秋生の仇をとる。そんなやつひとりしかいねーよ。」
友夕「まさか夏生じゃないよね?」
夏生もいたか。
夏生って今、どーしてるんだっけ?
芹明「違うな。」
珠明「じゃあ、誰?」
芹明「言ったらついて来るだろ?言うわけねーから。」
珠明もだいたいの想像はついてるだろう。
遥「無理だけはすんなよ。」
遥はわかったみたいだな。
芹明「あぁ。」
私のせいで…
これ以上、犠牲者を出したくはない。
私が死ぬぶんには構わない。
だから、理緒にも高一3人組に何もありませんように。