星に願いを
芹明「だろうな。魔王は蝶蘭の2代目総長だ。修二は白虎の2代目総長。総長同士が同盟を組んで結婚ってこともあるけどな。」
理緒「なんか、ロマンチックってわけではないんだね。」
芹明「親が族の人間だったっていうだけで子供は人生がほぼ決まる。花緒も魔王が2代目総長だったから蝶蘭に入ろうと思って栄一に気に入られて姫になった。」
栄一は輝一のお兄さんだよな?
輝一に栄一が今何をしてるか聞いてみるか。
栄一と花緒は年が離れすぎてた。
花緒が小6で私が中1で
栄一が高2だった。
理緒「私も族に入らないといけなかったのかな?」
芹明「そんなことはない。自分の人生は自分で決めていいんだよ。でも、花緒は長女という立場上、族に入るって自分で決めた。それだけは分かってやれ。」
理緒「うん。」