星に願いを

連「芹明は感情がないのか?笑ったとこ一度も見たことない。泣いてるところも一度しか見たことない。」

芹明「闇に染まった人間に感情なんてあるわけない。」

芹明…。

俺は、芹明のために何ができる?

芹明は俺の仲間を救ってくれた恩がある。
でも、俺は芹明に恩返しできてない。

連「芹明。」

芹明「なんだ?」

連「あの条件、戻さないか?」

芹明「条件?」

連「2人でご飯を食べること。2人で出かけること。1時間は同じ部屋にいること。」

芹明「私は動かない。お前が動くなら好きにすれば良い。」

そこは嫌がらないんだな。

連「また、無関心に戻ったんだな。」

芹明「もともと無関心の人間だ。」

芹明…抱きしめても大丈夫か?

芹明「お前、何してる?」

連「抱きしめてるだけだけど?」

芹明「なぜ?」

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