星に願いを

芹明「考えといてやる。」

連「今すぐに答え聞きたいんだけど。」

近い…。

芹明「近い。」

連「近づいてるからな。」

ヤベェ。連のペースに乗せられてる。

芹明「それ以上、近づくな。」

連「なんで?」

ってか、後ろ壁だし。
もう逃げ場ねーんだけど。
また、壁ドンされるのはゴメンなんだけど…。

ドン!!!

芹明「近い!」

顎クイって奴だよな…?

!!!

芹明「おい!」

連「抵抗しなかったな。」

抵抗しなかったな…じゃなくて。

芹明「うるさい。お前、本当に怪我人か?」

ガラガラ

弓矢「お取り込み中だったか?」

芹明「大丈夫だ。というかこの状況をなんとかしろ。」

弓矢「なんとかしろって言われてもな…。俺は連の味方だからな。」

連の味方って…。

芹明「やられたい?」

弓矢「冗談はよせ。」

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