星に願いを
連「問題はないです。族が嫌いな人間が族の人からもらったものを身につけてる理由が知りたい。それだけです。」
芹明「族の人間は確かに嫌いだ。でも、魔王はもう族を辞めてる。」
夕飛「だとしても一度は族に入ってた人間。やっぱり姫蝶なんじゃ?」
芹明「私は族の人間が嫌いだ。でも、悪いやつではないことを知ってる。現に今だってこんなに過保護なんだからな。」
亜弓「白虎はなぜ姫蝶を探す?姫蝶を闇から救いたいだけじゃないはずだ?それに姫蝶が格下に救ってもらいたいなんて思えないしな。」
私が姫蝶なのか疑われてんのは仕方ない。
でも、蝶蘭の人間は皆隠してくれる。
連「姫蝶に俺らの族にいるなかなか闇から救えないやつを救ってもらいたい。」
夕飛のことか。
芹明「女嫌いのことか?」
連「なんで、わかった?」
芹明「勘。」
勘じゃねーけど。
世界No.1hackerって言ったらその瞬間、姫蝶だってことがバレる。