星に願いを
男『じゃあなんなんだよ!』
芹明『だから、さっきも言っただろ?最上組の次期組長だって。』
確かに。
男『そうだったか?』
芹明『友夕はお前のところにいないな。』
えっ?
男『なんでわかった?』
本当にいないのかよ!
芹明『周りの音。何も聞こえない。倉庫の場所も本当は私がおとりで姫蝶を呼び出すための罠なんだろ?』
罠なのか?
男『芹明って勘がいいんだな。俺が昔あった女にそっくりだ。』
女?
誰だ?
芹明『女って…宮城 蘭か?』
えっ?
俺の妹?
男『あぁ。』
連『なんで、蘭を知ってる?』
芹明『あんたの妹だから誘拐しようとしてたんだよ硝煙は。』
男『姫蝶に殺られて未遂で終わったけどな。その時、妹はすぐに気づいたんだよ。兄のせいで自分が狙われてること。』
そんな話、蘭から聞いたことねーんだけど。