星に願いを
芹明『そろそろきっていいか?もう、用もないだろ?』
男『仕方ない。また、かける。』
芹明『次は出ねー!』
ってか、なんで友夕の携帯からかかってたんだ?
連「友夕の携帯は火炎馬のところじゃないのか?」
芹明「火炎馬は友夕の兄貴だ。そして、遥を撃ったやつだ。いや待てよ…遥を撃ったのは秋生だっけ?」
えっ?
とことん犯罪者だな。
連「犯罪者。」
芹明「だから、族の人間は嫌いなんだ。関係のない一般人を巻き込んで人を殺そうとする。平気な顔で。」
芹明の闇って深そうだな。
連「芹明はそれで、苦しんでんのか?」
芹明「苦しい?そんな感情、とっくになくなってる。」
連「じゃあ、なんで、闇に染まったままなんだ?」
芹明の目に光は見えない。
芹明「もう光を探すのをやめたからだ。」