星に願いを

珠明「芹明を止めてほしいの。」

遥「えっ?」

珠明「あの子は自分のせいで遥が撃たれたと思ってる。さらに闇に染まった。もう、あの子の闇を救えるのは遥しかいない。」

きっと俺じゃなくても救える。

遥「珠明。お前が信じてやらなくてどうすんだ?芹明はきっと救われる。許婚の琥珀によってな。」

珠明「えっ?」

遥「芹明と琥珀は結ばれる運命だ。そのうち芹明が闇から救われる。だったら信じて待ってやろうじゃないか。」

珠明にとって芹明は大切な1人。妹ってのもあるだろうけど。
俺が撃たれた時、責めなかったって聞いてるしな。

優しい奴だな。

だから、好きになったんだろうけどな。

珠明「そうだね。」


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