星に願いを

バンッ!

おい…これは、今流行りの壁ドンか?
それとも時代遅れの壁ドンか?


芹明「なんの真似だ?」

連「芹明の嘘を見極める。」

芹明「勝手にしろ。」

壁ドン状態…。私に逃げ場はない。

連「本当に瞳が動かないんだな。」

近い…。

芹明「そろそろ、離れろ。」

連「本当のことを話せ。」

強引だな。
ってか、かなりの俺様だな。

芹明「本当のことってなんだ?」

もう、榊も見てないでなんとかしろよ。

連「姫蝶のことだ。」

こいつにはもうバレてる。
だったら、隠しても無駄だ。

私は髪を耳にかける。
姫蝶の時のピアスを外してないからな。

3つのピアス。
赤の蝶の垂れてるピアスに
金の蝶のピアス
金の花のピアス。

芹明「これで、わかっただろ?」

榊「芹明様?」

芹明「榊は黙ってろ。これは、私の判断だ。」

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