星に願いを

なんか、色々と意外だ。

連「いつから男嫌い?」

芹明「昔からだ。でも、本当に嫌いだと思い始めたのは中学の時だ。」

連「俺は大丈夫なのか?」

芹明「興味がないからな。」

連「じゃあ、興味をもたせてやるよ。」

耳を噛む。

芹明「おいっ!」

連「何?」

芹明「何じゃないだろ?本当に、お前どういうつもりだ?」

ここまで無関心というのも燃えるな。

連「興味を持ってもらうためなら手段、選ばないから。」

芹明「所詮、男は皆同じか。」

こいつ、微妙に震えてるな。
怯えてんのか?

連「震えてる。」

芹明「はっ?」

連「恐怖心からか?」

芹明「かもな。でも、気にする必要はない。」

芹明は至って冷静だな。

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