溺愛彼氏と無口なお姫さま
俺の彼女
放課後。

今やっと授業が終わったとこ。





俺は風間悠人(カザマ ユウト)。

高校2年生。






「悠人〜。今日これからカラオケ行かね?」






話しかけてきたのは友達。





俺は友達も多い方だと思うし、

よく一緒に遊びに行ってた。





だけど、今は……………






「ごめん。ムリ。俺は彼女と帰りたい」



「ちぇっ…またかよ……
最近全然付き合ってくんねえじゃん」



「そりゃ彼女が第一に決まってるだろ」



「まあ…
彼女ができて付き合いが悪くなるのはいいこ
とだけど………」






そ。彼女ができたら彼女優先でしょ。






「友情も大事にしようぜ〜」



「ムリ。彼女といるのが一番」



「はあ〜〜………溺愛してるね〜………」



「いいことだろ」






しっかり彼女を愛すってのは

大事なことだと思う。
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