溺愛彼氏と無口なお姫さま
無事間に合い、

今は席に座り中。





まだ映画まですこし

時間があって予告編がやってる。





隣はもちろん寺坂で……………





うぅ…………緊張する………

ホント俺女子みたいだな…………





緊張してきたら喉がかわいてきた………






「あっ」






突然声を発したのは他の誰でもなく俺。






「?…?」






寺坂も頭にハテナを浮かべながら首を傾げてくる。





その姿にまた





キュンッ





ってなっちゃう俺。

って今はそんなことしてる場合じゃなくて……






「いや…ほら、飲み物買ってくるの忘れたな〜って」






飲み物ぐらい買っといた方がいいよな。

まだすこし時間あるし………






「おれ、買ってくるな」






飲み物を買いに行こうと

立ち上がろうとすると………
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