プラモデル
戦艦2
「ただいま!」

誰もいないと分かっているけど、無意識のうちに言っていた。

(そっか、先週からパパもママも仕事が長くなったんだった)

なんてボーッと考え、プラモデルを胸に抱きながら階段を駆け上がった。

自分の部屋に入ると部屋の真ん中に座り込み、すぐにプラモデルを開封した。

「わぁ〜」

パーツの一つ一つが細かく作られており、思わず感嘆の声が漏れてしまった。

そして、ニッパーやペンチなどを用意するとすぐにプラモデル作りを開始した。
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