スペースポリス
第一章

友情

ピピピ、ピピピ、目覚まし時計が鳴り響く
「うう…朝か」気持ちよい日差しが私を照らしている。なんだか昨日約束をしたはず
「そうだ!!」と、唐突に思い出し、急いで支度した。そう、それは親友のアスカと釣りへ行く事だ。
昨日の夜、私がいきなり「釣りしたいなー」といい、アスカが「同じ事思ってた」と言い返したなぜなら、私たちはこの間釣りの見学をした。お父さんが釣りが大好きで私とアスカを連れて行き、釣りという面白さを語ってくれた。その影響かもしれない突然釣りをしたくなったのだ。
私は、急いでリールや餌を持ちクーラーボックスを自転車のかごに入れ、出発した。
もう20分も自転車を走らせた、もう少しで海に着く、そう思っていると、だんだん海の景色がみえてきた。水面には太陽の光が照りつけ美しい景色になっていた。
そこには釣り竿を両手で持ちながら待っている、アスカがいた。「おそーい!何分待ったとおもってんのー?」と半分怒って半分嬉しそうな表情をしながら私に声をかけてくれた。「ねぇねぇ」と突然アスカが話してきた。
「今年のスペースポリスエリートスクールの入隊試験うける?」と言い出した。私は、正直その学校には行きたくなかった。なぜなら、私の家族はみんなスペースポリスの隊員で、みんなエリート部隊に所属している。お父さんは、その指揮官をしている。とても偉い人だ。みんなすごい人なのに私は凡人レベル、期待されてダメ出しをくらうのが怖いから、私はスペースポリスにはなりたくない。「私は、試験受け
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