ただ、貴方に逢いたい
ついたのは今にも出発しそうな1台の救急車で乗せてもらうと、そこに眠っていたのは海音くんだった。
直ぐに病院へ向かって走り出した。
「海音くん…!」
私はすぐに傍にいって手を握る。だけど反応はなくて…
「海音くん!目を開けてよ!!」
私がどんなに泣いて呼び掛けても起きてくれない。
『倫が泣くと俺どうしたらいいのかわかんねぇ』
そう言って困った顔をしていた海音くんが起きてくれない。こんなに泣いてるのに、海音くんを呼んでるのに…!
「倫ちゃん…」
のりこちゃんも私の隣で私と海音くんを泣きながら見ている。あゆむくんは、救急隊員の人に断って電話をしていた。海音くんの家に連絡してくれている、私の代わりに。
直ぐに病院へ向かって走り出した。
「海音くん…!」
私はすぐに傍にいって手を握る。だけど反応はなくて…
「海音くん!目を開けてよ!!」
私がどんなに泣いて呼び掛けても起きてくれない。
『倫が泣くと俺どうしたらいいのかわかんねぇ』
そう言って困った顔をしていた海音くんが起きてくれない。こんなに泣いてるのに、海音くんを呼んでるのに…!
「倫ちゃん…」
のりこちゃんも私の隣で私と海音くんを泣きながら見ている。あゆむくんは、救急隊員の人に断って電話をしていた。海音くんの家に連絡してくれている、私の代わりに。