ただ、貴方に逢いたい
家は隣同士だから玄関まで一緒に居られる。
「明日からも一緒に登下校するからな?迎えに行くから待ってろよ!」
それだけを言って家の中に入っていった海音くん。少し見えたのは照れたような顔。意識せずにはいられない瞬間だったのかもしれない。綻ぶ顔を止められなかった。
「……待ってるね、海音くん」
次の日から海音くんと、ううん、あゆむくんとのりこちゃんも一緒に迎えに来てくれて共に過ごせるようになった。
ちゃんとクラスでも友達は出来たけど、やっぱり3人は私にとって大切な人たち。
毎日が楽しくて、もう12月になっていた。
「海音、倫ちゃんじゃあな!」
「二人ともバイバイ!」
いつもと同じように4人で帰っていて、交差点であゆむくんとのりこちゃんと別れる。二人とは家が離れているから途中までしか一緒に居られない。
「おう!気を付けて帰れよ~!」
「あゆむくん、のりこちゃん、また明日ね!」
「明日からも一緒に登下校するからな?迎えに行くから待ってろよ!」
それだけを言って家の中に入っていった海音くん。少し見えたのは照れたような顔。意識せずにはいられない瞬間だったのかもしれない。綻ぶ顔を止められなかった。
「……待ってるね、海音くん」
次の日から海音くんと、ううん、あゆむくんとのりこちゃんも一緒に迎えに来てくれて共に過ごせるようになった。
ちゃんとクラスでも友達は出来たけど、やっぱり3人は私にとって大切な人たち。
毎日が楽しくて、もう12月になっていた。
「海音、倫ちゃんじゃあな!」
「二人ともバイバイ!」
いつもと同じように4人で帰っていて、交差点であゆむくんとのりこちゃんと別れる。二人とは家が離れているから途中までしか一緒に居られない。
「おう!気を付けて帰れよ~!」
「あゆむくん、のりこちゃん、また明日ね!」