ただ、貴方に逢いたい
クリスマス
クリスマス当日になった。
時間は9時30分を過ぎた頃。
「お母さん、出掛けるね?」
「あら、海音くんと?」
さすがはお母さんというところか。すぐに相手を当ててしまうのだから隠せない。
「そうだよ。駅前の噴水で待ち合わせしてるの」
「いつもは迎えに来てくれるのに……もしかしてデート?」
よくよく感が働くらしくニヤニヤと言ってきた。
「倫、海音とデートなの?やるじゃん!」
ソファーに寝そべっていたらしいお姉ちゃん(3つ上)が起き上がり私の前に来て
「服は可愛らしいワンピとコート。髪が物足りない…ちょっと待ってなね!」
お姉ちゃんは急いで2階の自分の部屋から何かを持って下りてきた。
時間は9時30分を過ぎた頃。
「お母さん、出掛けるね?」
「あら、海音くんと?」
さすがはお母さんというところか。すぐに相手を当ててしまうのだから隠せない。
「そうだよ。駅前の噴水で待ち合わせしてるの」
「いつもは迎えに来てくれるのに……もしかしてデート?」
よくよく感が働くらしくニヤニヤと言ってきた。
「倫、海音とデートなの?やるじゃん!」
ソファーに寝そべっていたらしいお姉ちゃん(3つ上)が起き上がり私の前に来て
「服は可愛らしいワンピとコート。髪が物足りない…ちょっと待ってなね!」
お姉ちゃんは急いで2階の自分の部屋から何かを持って下りてきた。